ツインズ逃げ切り クルーズが6年連続35本塁打を達成

【ツインズ6-5レッドソックス】@フェンウェイ・パーク

ツインズは、初回にミゲル・サノーのタイムリーで先制し、3回表にはジェイク・ケイブのタイムリー三塁打で2点を追加。さらに5回表にはネルソン・クルーズに35号ソロ、サノーに27号2ランが飛び出し、6点をリードした。その後、レッドソックスの反撃に遭い、ラファエル・デバースの29号3ラン、アンドリュー・ベニンテンディの13号ソロなどで1点差まで追い上げられたものの、なんとか逃げ切り。2位インディアンスが3位ホワイトソックスに敗れたため、2位とのゲーム差を6.5に広げることに成功した。3回1/3を投げた2番手のルイス・ソープが今季2勝目(1敗)、6番手のテイラー・ロジャースが今季23セーブ目をマーク。一方、レッドソックス先発のリック・ポーセロは、5回途中8安打6失点で今季11敗目(12勝)を喫した。

5回表にセンターへのソロアーチを放ったクルーズは、これが今季35本目の一発。オリオールズ時代の2014年から昨季まで、40、44、43、39、37と5年連続で37本以上の本塁打を放っており、これで35本塁打以上のシーズンは6年連続となった。33歳以降に6度のシーズン35本塁打以上を記録した選手は、ラファエル・パルメイロ(1998~2003年)とバリー・ボンズ(1998年、2000~2004年)に次いでクルーズが史上3人目。また、年齢にかかわらず6年連続35本塁打以上を記録したのは、ベーブ・ルース(1926~1932年:7年連続)、ジミー・フォックス(1932~1940年:9年連続)、ラルフ・カイナー(1947~1953年:7年連続)、ウィリー・メイズ(1961~1966年:6年連続)、パルメイロ(1995~2003年:9年連続)、サミー・ソーサ(1995~2004年:10年連続)、アレックス・ロドリゲス(1998~2008年:11年連続)、アダム・ダン(2004~2010年:7年連続)に次いで史上9人目の快挙となった。

© MLB Advanced Media, LP.