ブリュワーズ・ライルズ 自身初の2ケタ勝利を達成

【アストロズ2-4ブリュワーズ】@ミラー・パーク

ナ・リーグ中部地区3位につけ、逆転でのポストシーズン進出を目指すブリュワーズは、今季すでに自己最多の9勝をマークしているジョーダン・ライルズが先発。ライルズは、アストロズの強力打線を相手に7回途中まで6安打2失点の好投を見せ、メジャー9年目にして自身初の2ケタ勝利となる今季10勝目(8敗)をマークした。ライルズ降板後は、2番手のドリュー・ポメランツが1回2/3、3番手のジョシュ・ヘイダーが1イニングをパーフェクトに抑え、ヘイダーは今季28セーブ目をマーク。一方、アストロズ先発のザック・グレインキーは、3回裏に一挙4点を失い、6回4失点でアストロズ移籍後初黒星を喫した。

2回表一死からライルズがエイブラハム・トロに三塁打を浴び、続くジョシュ・レディックのタイムリーで1点を先制されたブリュワーズは、3回裏に反撃を開始。一死からトレント・グリシャムとヤスマニ・グランダルの連打で一・二塁のチャンスを作ると、二死一・三塁となってライアン・ブラウンのタイムリーで同点とし、さらに続くエリック・テームズに20号3ランが飛び出して一気に主導権を握った。その後、ライルズは6回表にアレックス・ブレグマンの33号ソロで1点を返されたものの、ライルズからポメランツ、ヘイダーと繋ぐリレーで2点のリードを守り抜いて試合終了。首位カージナルスと2位カブスがともに勝利したため、上位とのゲーム差は縮まらなかったが、強豪・アストロズの難敵・グレインキーを相手に大きな1勝を手に入れた。

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