【U-18W杯】唯一の黒星つけた台湾だが…地元紙は日本を絶賛「甲子園スター軍団は強力」

2日の試合で侍ジャパンU-18代表は台湾代表に1-3で敗れた【写真:荒川祐史】

日本と共にスーパーR進出の台湾「日本は余裕で予選突破」

「第29回 WBSC U-18ベースボールワールドカップ」(全試合テレビ朝日系列・BS朝日・AbemaTVで放送)のオープニングラウンドを4勝1敗で終え、首位でスーパーラウンド進出を決めた野球日本代表「侍ジャパン」高校代表。日本が唯一の黒星を喫した台湾では、地元紙「自由時報」が「佐々木と奥川が欠場しても、日本の甲子園スター軍団は強力だ」と称賛。若き侍のチーム力を評価している。

 2日の第4戦に1-3で5回コールド負けを喫した侍ジャパン高校代表。降雨の影響も重なり、唯一の黒星となったが、4勝1敗で同じくスーパーラウンド進出を決めた台湾の地元メディアはジャパンの強さに注目していた。

「興味深いことに、日本代表の佐々木朗希と奥川恭伸の両エースはオープニングラウンドの5試合で登板していない。それでも、日本は甲子園オールスター軍団の強力なパワーを示している。余裕で予選突破を決め、再戦の機会があれば、ファンは日本の2人のエースのスタイルを目撃する機会があるかもしれない」

 佐々木と奥川不在でも、強さを見せた侍ジャパンを「甲子園オールスター軍団」と紹介。台湾では日本の高校球児の知名度は高い様子だ。「対照的に、高校四大王の1人、西純矢はとても忙しかった。ここ3試合で全て登板した」と紹介。打者としても8月31日の南アフリカ戦で2本塁打を含む、4打数3安打8打点の大活躍だったことも「衝撃」と伝えている。

 韓国の地で躍動する若き侍はライバル国でも評価急上昇中だ。(Full-Count編集部)

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