竹内まりや~杉真理のバンドBOXとザ・ビートルズのカバー12曲をレコーディング

©株式会社ニッポン放送

黒木瞳がパーソナリティを務める番組「あさナビ」(ニッポン放送)に、シンガー・ソングライターの竹内まりやが出演。9月4日にリリースしたデビュー40周年記念アルバム『Turntable』について語った。

黒木)今週のゲストはシンガー・ソングライターの竹内まりやさんです。40周年を迎えてリリースされたアルバム『Turntable』からお話をうかがいます。まずはDisc3に収録されている「This Boy」。

竹内)ビートルズの初期の曲です。私の大学時代の先輩で、杉真理さんというシンガー・ソングライターが組んでいるBOXというバンドと一緒に、ビートルズを12曲カバーしました。アマチュア時代の自分に戻って楽しんで歌いましたね。まさか自分が60代になって、いちばん影響を受けたビートルズの曲をレコーディングする日が来ようとは、夢にも思わなかったので。

黒木)3枚組で贅沢なCDですね。

竹内)本当にてんこもりで、62曲入っていますけれど、いままでのベストに入らなかった曲も入っています。3つの顔というか、いろいろな竹内まりやを楽しんでいただけると思います。

黒木)それからフランク・シナトラの「Fly Me To The Moon」。

竹内)ジャズ・スタンダードも歌っています。

黒木)Disc3には、映画『ダンボ』の「ベイビー・マイン」も入っていますし。

竹内)フレンチ・ポップスやカンツォーネも好きだったので、フランス語とイタリア語にも挑戦して歌いました。

黒木)留学で行かれたのはアメリカですよね。

竹内)シカゴの近くに1年居ました。イタリアのカンツォーネも好きで、若いころ見様見真似でチンクエッティを歌っていました。今回「ガラスの部屋」という、レイモンド・ラブロックが主演した映画の主題歌をイタリア語でやったのですが、『テルマエ・ロマエ』を描かれたヤマザキマリさんにイタリア語の指導をしていただきました。

黒木)そうなのですか。それで、このCDには付録が付いているそうですが。

竹内)マリさんに「まりやちゃん」というキャラクターを描いていただきました。初回限定版には、彼女のイラスト付きのスペシャルブックが付いています。

黒木)いつも思うのですが、タイトルがすごく素敵ですよね。

竹内)いつもタイトルには時間をかけて考えます。ワンワードで表したいので、『TRAD』とか『REQUEST』とか。今回はターンテーブルに針を落とすときの、音楽へのときめきをもう1度思い出すような曲がたくさん入っていたので、『Turntable』で行こうかなと思いました。

黒木)私もまりやさんの曲をはじめて、最初で最後なのですが、「人生の扉」を。

竹内)歌ってくださったのですよね。

黒木)大地真央さんと2人で、NHKの番組で歌わせていただきました。

竹内)娘役の瞳さんがジーンズでボーイッシュで、男役の真央さんがロングヘアのフェミニンなドレスで、その対比がすごく面白かったですね。その2人に「人生の扉」を歌っていただいて、感動的でした。ありがたかったです。

黒木)「人生の扉」を作られたのが、50代になってからとおっしゃっていましたね。

竹内)50代からですね。見つかる言葉も30代のころとは違うのだなと、書いたときに感じました。年齢のことを歌うなんてと思ったのですが、でも実際にそう思ったのですよね、「この桜をあと何回見れるかな」と。そんな曲でした。

黒木)歌詞がグッと来るのですよね。「人生の扉」は今回、入っていませんけれど。

竹内)はい。

竹内まりや/シンガー・ソングライター

■1955年 3月20日、島根県出雲市大社町生まれ。
■1972年、高校3年のときにAFS交換留学生として、アメリカ・イリノイ州ロックフォールズ・タウンシップ・ハイスクールに留学。
■1974年、慶応大学文学部 英文学科入学。音楽サークル「リアルマッコイズ」に参加。
■サークル先輩の杉真理のレコーディングに参加したのがきっかけで、1978年3月、オムニバス・アルバム『ロフト・セッションズ』に誘われ参加。
■1978年11月、シングル「戻っておいで・私の時間」でデビュー。「September」「不思議なピーチパイ」などがヒット。
■1982年4月、山下達郎と結婚。
■結婚後は作家としても「元気を出して」「駅」など多くの作品を他アーティストに提供。1984年には自らもシンガー・ソングライターとして活動を再開。
■1994年のベスト・アルバム『Impressions』が350万枚の大ヒットを記録。デビュー30周年の2008年にリリースしたコンプリート・ベスト・アルバム、『Expressions』もミリオンを達成。
■2014年発表のアルバム『TRAD』は、日本レコード大賞「最優秀アルバム賞」を受賞。また33年ぶりとなる6都市9公演の全国ツアーで約75000人を動員。
■2015年、「第6回 岩谷時子賞」を受賞。これまでに発表して来たたくさんの楽曲が、いまでも世代を超えて多くの人々の支持を得ている。
■2018年11月にデビュー40周年を迎え、9月4日にデビュー40周年記念アルバム、モア・ベスト&レアリティーズ&カバーズ『Turntable』をリリース。

ENEOSプレゼンツ あさナビ
FM93AM1242 ニッポン放送 月-金 6:43-6:49