起亜、春季キャンプを中止 サムスンに次いで2球団目 日韓関係悪化が背景

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 韓国のプロ野球チームの起亜タイガースが、11月に沖縄県金武町で予定していた秋季キャンプを中止することが分かった。3日、球団のエージェントから県内関係者に中止の連絡があったという。韓国チームのキャンセルは、恩納村で秋季キャンプを実施予定だった三星(サムスン)ライオンズに続き2球団目。日韓関係の悪化が背景にあるとみられる。

 起亜タイガースは2012年から金武町で春季キャンプを行っている。今年は11月に秋季キャンプを実施して、約1カ月の期間中に60~70人が県内で宿泊予定だった。球団関係者だけでなく、ファンや報道関係者のキャンセルも予想される。県内の宿泊関係者は「影響が大きい。春季キャンプまで長期化すると怖い」と懸念した。

 金武町の担当者によると、起亜タイガースと町との調整窓口を務めるチーム関係者から「今年の秋は行けない可能性がある」と連絡があった。県内では金武町や恩納村のほか、うるま市や八重瀬町で韓国プロ野球チーム7球団がキャンプを実施している。

 関係者からは「他の球団にも連鎖してキャンセルが出るのではないか」と心配する声が上がっている。