【U-18W杯】奥川恭伸、初回から全開! 最速152キロで3奪三振の快投、立ち上がりは無失点

カナダ戦に先発している侍ジャパンU-18代表の星稜・奥川恭伸【写真:荒川祐史】

1安打は許したが最速152キロの直球で初回は3三振を奪う力投

■日本 – カナダ(5日・機張)

 韓国・機張(きじゃん)で行われている「第29回 WBSC U-18ベースボールワールドカップ」(全試合テレビ朝日系列・BS朝日・AbemaTVで放送)は5日、スーパーラウンド初戦を迎え野球日本代表「侍ジャパン」高校代表はカナダと対戦。今大会初登板初先発の奥川恭伸投手(星稜)は最速152キロをマークし初回を1安打3奪三振無失点に抑えた。

 注目の初登板となった奥川が完璧な立ち上がりを見せた。先頭のマクドウェルを151キロの直球で空振り三振、続くブラウンを126キロのスライダーで空振り三振。スコフィールドサムには149キロの直球を弾き返され中前打を浴びたが、ディオダティを151キロの直球で空振り三振に仕留め無失点で抑えた

 奥川は夏の甲子園を決勝まで戦った蓄積疲労の回復に専念していたため、今大会の登板はこれまでなかったが、3日のパナマ戦ではブルペンに入るなど、状態を上げてきた。8月22日の履正社との甲子園決勝以来、14日ぶりのマウンドとなった。(Full-Count編集部)

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