【欧州】ひと夏に2クラブと契約、Netflixで人気急上昇… 今夏に起きた奇妙な移籍4選

移籍ウィンドウではスタープレイヤーの大型移籍に焦点が当たることが常だが、その裏であまり知られていない不思議な移籍劇が存在する。ここでは奇妙な4つの取引を紹介する。

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「ごめんなさい、マンチェスター・ユナイテッド」
移籍市場が閉まる2日に、アルメリアは1000万ユーロ(約12億円)でノッティンガム・フォレストからアルビン・アッピアーを獲得。オーナーのトゥルキ・アル・シェイク氏はアッピアーをマンチェスター・ユナイテッドが狙っていると聞いていたらしく、Twitterで「ごめんなさい、ユナイテッド。アッピアーはロヒブランコ(アルメリアの赤と白)です」と投稿。しかし、ユナイテッドは既に別選手を獲得しており、サポーターにとっては余計なお世話となったようだ。

シュクルテル、ひと夏で2クラブと契約
元リバプールのマルティン・シュクルテルは8月にフェネルバフチェからアタランタに移籍。しかし、ケガの具合がシーズン開幕までに良くならず、加入から24日後にまさかの契約解除に。シュクルテルは急いでトルコに戻り、イスタンブール・バシャクシェヒルと新たな契約を交わす珍道中を繰り広げた。

ひと夏で2クラブと契約したシュクルテル

Netflixでクラブの人気回復⁉
近年2度の降格を味わい辛い時期を過ごしているサンダーランド。それでもクラブの最新情報が含まれた映像がストリーミング配信コンテンツ『Netflix』で取り上げられると、一気に人気急上昇。「Netflixのドキュメンタリー映像を観てクラブのイメージを理解できた」とローレンス・デ・ボック獲得に大きな助けとなったようだ。

ユベントスがクラブ史上初のアジア選手獲得
ウィンドウでの動きを終了させたかに見えたユーベだったが、土壇場でカリアリから北朝鮮代表FWハン・クァンソンを獲得。セリエAで初めて得点を決めた北朝鮮人選手であるクァンソンは、ユーベでクラブ史上初の北朝鮮人選手にもなった。さらにクァンソンは14歳の頃にカタルーニャ2部クラブに所属していた珍しい経歴も。クラブ初の快挙がいくつも重なった稀有な例だ。

ユーベで初の北朝鮮人選手となったクァンソン

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