セクハラ教諭を懲戒処分、県教委 女子生徒の太ももや尻触る

神奈川県庁

 部活動中の女子生徒にセクハラを繰り返したとして、県教育委員会は5日、横浜市内の県立高校の男性教諭(32)を停職6カ月の懲戒処分にした。同教諭は同日付で依願退職した。

 県教委によると、同教諭は昨年冬から今年5月にかけて、勤務校の体育館や教室などで、顧問を務める運動部に所属する女子生徒(16)に対し、少なくとも5回にわたり太ももや尻を触るなどのセクハラ行為を繰り返した。悩みを聞いていた際やスカート丈を注意した際などに行為に及んだという。

 県教委の調べに対し、同教諭は「親近感を持っていたが、わいせつ目的ではない」などと説明している。女子生徒が今年7月、校長に被害を訴えて発覚した。

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