長崎県商工会議所連合会は5日、大村市内で本年度の議員大会を開いた。宮脇雅俊会長(長崎商工会議所会頭)は、九州新幹線長崎ルートの全線フル規格整備や観光振興による地域経済活性化の推進を呼び掛けた。
県内8会議所から計約200人が出席。宮脇会長は長崎ルートで未着工となっている新鳥栖-武雄温泉(佐賀県)について「佐賀県の関係団体と接触を図り、全線フル規格の必要性を理解してもらう」と強調。2022年度の暫定開業に向け「開業効果を最大化するため、機運醸成などに積極的に取り組む」と述べた。
会議では、8月に県に要望した21項目について報告。海上自衛隊の岡田真典第22航空群司令による安全保障情勢についての講演もあった。
長崎新幹線の全線フル強調 県商議所連議員大会
- Published
- 2019/09/06 11:13 (JST)
- Updated
- 2019/09/06 11:34 (JST)
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