他県民、栃木県のイメージ「特になし」

ネット調査で3人に1人

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 他県民の3人に1人が抱く本県のイメージは「ない」-。全国の3千人に本県のイメージを尋ねたところ、「分からない、特にない」が最多の34・8%に上ったことが5日、県のインターネット調査で分かった。魅力発信が課題とされる本県の影の薄さを、改めて突きつけられた形だ。

 同日開かれた県議会の次期プランおよび次期地方創生総合戦略検討会で報告された。イメージ調査は1月、本県を除く46都道府県の18歳以上の男女を対象に行われ、20項目のイメージから三つを選んでもらった。

 5年前の前回調査でも「分からない、特にない」が34・9%で最多を占めた。県は近年、ブランド力向上に努めているが、認知度アップには結び付かなかった。

 2番目に選ばれたのは、「自然環境に恵まれている」で29・4%。「歴史と文化がある」24・8%、「おいしい食べ物が豊富」22・0%と続いた。

 県民を対象とした郵送による同じ調査(回答者2807人)では、「災害が少ない」が63・3%でトップ。2~4番目は県外調査と同じ結果だった。一方、「災害が少ない」を選んだ他県民は4・4%にとどまっている。

 県内高校生1077人の意向調査結果なども公表され、今後本県に「住みたい」と答えた生徒の割合は41・4%。東日本大震災の影響で地元回帰志向があったとされる前回2014年の54・0%から下落した。

 出席議員からはPRの弱さを克服するよう注文が相次いだ。県総合政策課は「本県が全国に浸透していないということ。引き続きブランド力向上やPRに力を入れていく」としている。