iPhoneの指紋認証機能、ディスプレイ内Touch IDで復活も2021年モデルまでずれ込む可能性

AppleのFace IDは魔法のように機能するものの、多くのiPhoneユーザーが依然としてTouch IDを恋しがる程度に、この技術にはある種の欠点があります。例えば、マスクをしているとFace IDが機能しません、マスクユーザーが多い日本においては、かなりの欠点と言えるでしょう。比較的柔軟性の高いTouch IDとは対照的に思えます。

しかし、Touch IDを待ち続けてきた人に朗報です。Bloombergのレポートによれば、2020年にはFace IDに加えてディスプレイ内のTouch IDセンサーがiPhoneに搭載される可能性があるとのこと。しかし、量産化が可能かどうかの判断で、この機能が2021までずれる可能性もあるとしています。

まあ実は、ディスプレイ内Touch IDが開発中だという話はこれが初めてではありません。2020年のiPhoneにTouch IDが搭載される可能性があるという話は5月にもありましたが、その後、別のソースとしてアナリストのMing-Chi Kuo氏が、この技術は2021年にリリースされる可能性があると語っています。今回のレポートは、両者の中間にある情報のため、成り行きを見守るしかないちおうのが実情です。

もし、ディスプレイ内指紋認証機能がほしいというユーザーは、すでに数多くのAndroidスマートフォンでディスプレイ内指紋認証機能が実現できていることを知るべきでしょう。Appleがなんでも最初、というわけではありません。

この記事は、編集部が日本向けに翻訳・編集したものです。

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