仙台・高1自殺で県教委第三者委、3月末をめどに調査結果報告

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 宮城工高1年の男子生徒=当時(15)=が2018年8月に自殺した問題で、県教委の第三者委員会「いじめ防止対策調査委員会特別部会」の第6回会合が5日、県庁であり、調査結果の報告書を来年3月末までにまとめる方針を確認した。

 非公開の会合後、部会長の長谷川啓三東北大名誉教授(臨床心理学)は、男子生徒に対する教員の指導内容などの調査が順調に進んでいるとの認識を示し、報告書の完成時期について「目標に掲げた時期(3月末)を目指す」と述べた。

 遺族らの意向を踏まえ、会合の公開範囲を議論したことも明らかにした。「非公開にせざるを得ない部分もあるが、できるだけ公開できるように議論を続けたい」との意向を示した。

 県教委高校教育課の伊藤俊課長は、生徒が死亡して1年が経過したことを踏まえ「委員からは生徒の冥福を祈り、可能な限り早く報告書をまとめたいという意見が出た」と話した。次回会合は10月8日。