NTTドコモ、「ドローンプラットフォームdocomo sky」のライブストリーミング機能開発

ライブストリーミング機能の活用イメージ

株式会社NTTドコモ(以下:ドコモ)は、ドローン運用をトータルにサポートする「ドローンプラットフォームdocomo sky」において、ドローンで撮影した映像を多拠点へ同時中継できるライブストリーミング機能を開発した。同機能により、災害現場など人が立ち入ることが困難なエリアの状況を、ドローンによる撮影で遠隔地から把握することが可能となる。

ドローンの操縦者はGCSアプリ※を用いて、ドローンによる映像撮影をコントロールし、災害現場などの映像を中継する。ライブ映像は、ドコモの携帯電話ネットワークと「docomo sky」のシステムを経由し、セキュアなクラウド環境下で多拠点に配信される。

※GCSアプリ(Ground Control Stationアプリ):ドローンを地上から操作するために利用するソフトウェア

災害時に同機能を活用すると、災害対策本部や現場事務所、避難所などのPCやタブレット、スマートフォンへの災害現場の映像配信が可能。同機能は、実証実験を経て2019年内に商用機能としてリリースを予定している。

なお、実証実験の一環として2019年9月1日には徳島県の「令和元年度徳島県総合防災訓練」において同機能のデモンストレーションを行った。

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