【U-18W杯】佐々木朗希の“世界デビュー”に日米スカウト集結! 試合前はリラックスムード

韓国戦に先発する侍ジャパンU-18代表の大船渡・佐々木朗希【写真:荒川祐史】

球場入りから韓国メディアも佐々木の一挙手一投足に注目

■日本 – 韓国(6日・機張)

「第29回 WBSC U-18ベースボールワールドカップ」(全試合テレビ朝日系列・BS朝日・AbemaTVで放送)を戦う野球日本代表「侍ジャパン」は6日、スーパーラウンドの第2戦・韓国戦を戦う。両チームのスタメンが発表となり、日本は佐々木朗希投手(大船渡)が今大会初登板先発する。

 佐々木は右手中指のマメの影響により8月26日の大学日本代表との壮行試合で1回を投げ、その後は治療に専念。韓国入りしてからはキャッチボール、シャドーピッチング、ブルペン投球などで調整を続けスーパーラウンド第2戦の宿敵・韓国戦のマウンドを託された。

 試合前にはグラウンドで平川コーチ(北海高・監督)を相手にキャッチボールを行い、ナインとも笑顔で会話するなどリラックスムード。万全の状態でマウンドに上がる。韓国メディアも球場入りから佐々木を追うなど日韓戦の注目度の高さを伺わせた。

 この日はNPB、MLBのスカウトも球場に集結。ブルワーズの国際スカウトを務める元広島のブライアン・バリントン氏は「MLBでも1巡目に入るぐらいの素質は持っている」と高く評価するほど。西武・渡辺久信ゼネラルマネジャー、恩師の大船渡・国保監督らの姿も。佐々木は“世界デビュー”でどのような投球を見せるのか、注目が集まる。

 両チームのスタメンは以下の通り。

【高校日本代表】
1(中)森敬斗(桐蔭学園)
2(遊)武岡龍世(八戸学院光星)
3(一)韮澤雄也(花咲徳栄)
4(三)石川昂弥(東邦)
5(右)西純矢(創志学園)
6(左)宮城大弥(興南)
7(指)遠藤成(東海大相模)
8(捕)水上桂(明石商)
9(二)坂下翔馬(智弁学園)
投手 佐々木朗希(大船渡)

【韓国代表】
1(右)リー・ジュヒョン
2(二)キム・ジチャン
3(左)パク・ジュホン
4(一)ジャン・ジェユン
5(指)ナム・ジミン
6(三)シン・ジュンウー
7(遊)パク・ミン
8(捕)カン・ヒョンウ
9(中)パク・シウォン
投手 ソ・ヒョンジュン(Full-Count編集部)

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