フジテレビ系で10月7日にスタートする連続ドラマ「シャーロック」（月曜午後9：00）で、ディーン・フジオカ演じる犯罪捜査専門コンサルタント・誉獅子雄とバディを組むことになる精神科医・若宮潤一役を演じる岩田剛典がクランクインを迎えた。岩田は「いよいよ始まったなと実感しています。ディーンさん、西谷（弘）監督はじめ今作で初めてご一緒する方が多い現場なので、いい意味で緊張感をもって臨ませていただきました」と引き締まった表情で話した。
同作は、ミステリー小説「シャーロック・ホームズ」を原作にしたミステリーエンターテインメントで、アーサー・コナン・ドイルが生んだ原作の魅力をそのままに、名探偵・シャーロックと医師・ワトソンが難事件を解決していく古典ミステリーの傑作を現代の東京を舞台に映像化するもの。岩田が演じる若宮は、都内の病院に勤務する精神科医。冷静かつスマートな常識人で、端から見ると善良な人物に映るが、幼い頃から“良い子”の仮面をかぶって生きてきたナイーブな性格の男だ。
意外にも初の医師役となる岩田は、スチール撮影で“白衣にめがね”姿を披露し「白衣姿は初です。まさか医師の役がこんなにも早く来るなんてと、新鮮な気持ちで白衣に袖を通しました。もしかしたら、白衣を着るシーンはそこまで多くないかもしれませんが、病院のシーンでは医師らしく、ちゃんとした人間であると思ってもらえるような演技をしていきたいです」と意気込みを語った。
また、本作について「ほかの刑事ドラマやサスペンスドラマとは違って、『シャーロック』はコミカルな演出や掛け合いが見どころの一つになるんじゃないかと思っています。ボケとツッコミができるような楽しいコンビをディーンさんと築いていけたらいいですね。原作ファンもたくさんいらっしゃる作品ですので、リスペクトの気持ちを忘れずに、“自分たちらしさ”を表現していけたらと思っています」とアピールしている。
