燕バレンティンV弾で30発トリオ誕生! 巨人&DeNA共倒れ…6日セ・リーグは?

ヤクルトのウラディミール・バレンティン【写真:荒川祐史】

巨人は拙攻で泥沼6連敗、DeNA2連敗 中日4連勝

 セ・リーグは6日、各地で3試合が行われ、ヤクルト、中日、広島が勝利した。順位の変動はなかった。

 巨人は神宮球場で行われたヤクルト戦で2-5で惜敗。泥沼の6連敗を喫した。2位DeNAも敗れたため2.5差のまま。2点を追う4回にゲレーロの適時打など4連打で1点を返したが、打線が拙攻。ヤクルトを上回る9安打も2得点に終わった。先発の高橋は6回5安打2失点で5敗目。ヤクルトは初回にバレンティンの30号2ランで先制。日米通算300本塁打(MLB15本、NPB285本)のメモリアル弾となった。チームでは山田哲、村上に続く3人目で、1992年(ハウエル、古田、池山)以来27年ぶりとなる“30発トリオ”の誕生となった。8回には松本直の犠打野選、代打・青木の押し出し死球などでダメ押し。先発の石川は6回7安打1失点で7勝目。チームは対巨人戦の連敗を3で止めた。

 DeNAはナゴヤドームで行われた中日戦で4-8で敗れて2連敗。3点を追う3回に細川の2点二塁打、嶺井の適時打で同点としたが、先発の平良が試合を作れなかった。直後の3回、4回にそれぞれ2失点し、3回2/3で7安打7失点。4敗目を喫した。中日は4連勝を飾った。初回に阿部の3点三塁打で先制。同点の3回にビシエドの17号2ランで勝ち越し、4回には福田の犠飛とビシエドの適時打でリードを広げた。2番手の又吉が3勝目。

 広島はマツダスタジアムで行われた阪神戦で6-3で快勝。2位のDeNAに2ゲーム差と迫った。2回に會澤の11号ソロで先制。3回には菊池涼と鈴木の連続適時打など打者一巡の猛攻で一挙5得点を奪った。先発の九里は7回6安打3失点で8勝目。阪神は6回に糸原の適時打と敵失などで3点を返したが、反撃は及ばず。先発の高橋遥が4回8安打6失点と試合を作れずに7敗目。

→1 巨人 126試合68勝56敗2分 -
→2 DeNA 128試合66勝59敗3分 2.5
→3 広島 130試合65勝62敗3分 2.0
→4 阪神 126試合58勝62敗6分 3.5
→5 中日 125試合58勝65敗2分 1.5
→6 ヤクルト129試合52勝75敗2分 8.0(Full-Count編集部)

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