【京急脱線】事故車両を撤去 運転再開は午後1時すぎか

大型トラックと衝突し、大きく傾いた京急線の車両=6日午前3時50分ごろ、横浜市神奈川区

 横浜市神奈川区の京急本線の踏切で快特電車がトラックと衝突して脱線した事故で、京急電鉄は7日未明、線路をふさいでいた事故車両とトラックを撤去した。同日午後1~2時ごろまでの全線運転再開を目指している。

 京急によると、最後まで現場に残っていた先頭車両をクレーンでつり上げて線路に戻し、作業員数十人がかりで人力で移動させた。午前1時ごろまでに神奈川新町駅近くの車両基地に運び込み、トラックも午前5時までにクレーンで撤去した。

 京急本線は京急川崎-横浜間の上下線で運転を見合わせているが、今後の架線の復旧作業による停電に伴い、午前10時から11時ごろまで、見合わせ区間は川崎-上大岡間に延長される。

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