長崎、佐賀、福岡3県は6日、8月の記録的大雨による被害について、被災地を激甚災害に早期に指定するよう内閣府に緊急要望した。
要望では、大雨が複数の県にまたがり、広域で甚大な被害になっていると指摘。激甚災害に早期に指定し、特別の財政措置を講じるよう求めた。指定されると復旧事業で国の補助率が高くなり、自治体の財政負担が軽くなる。
佐賀、福岡両県知事と本県の平田研副知事が山本順三防災担当相に面会し、要望書を手渡した。出席者によると、本県については「災害の状況を見ながら今後検討する」との答えだったという。