マラソンシューズ原点、見て ハリマヤ製6点登場 熊本県和水町・金栗四三ミュージアム

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金栗四三ミュージアムに展示されている「ハリマヤシューズ」。前列左が「カナグリベガ」=和水町

 日本人初の五輪マラソン選手・金栗四三の遺品などを展示する熊本県和水町の「金栗四三ミュージアム」に6日、「金栗足袋」がルーツのランニングシューズ「ハリマヤシューズ」がお目見えした。来年1月の閉館まで展示される。

 約100年前に金栗とともにマラソン用の金栗足袋を開発した東京の「ハリマヤ」製造の「カナグリベガ」など6点。シューズケースやカタログも並ぶ。大阪市の陸上競技専門店「オリンピアサンワーズ」が所有するものを、町が無償で借り受けた。

 ハリマヤは、1990年ごろに廃業するまで良質なスポーツシューズを生み出しており、「ハリマヤの技術を後世に残したい」と店主の川見充子さんが廃業前に買い集めたという。

 川見さんは「足袋から始まったハリマヤのシューズ作りの技術を感じてほしい」と話している。(長濱星悟)

(2019年9月7日付 熊本日日新聞朝刊掲載)