大分市の「祝祭の広場」完成 交流の場“新顔”に【大分県】

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大分市がラグビーワールドカップに向けて整備した「祝祭の広場」が完成。期間中は「大分市版ファンゾーン」としてパブリックビューイングなどがある=7日午前、大分市府内町
完成した「祝祭の広場」をさっそく利用する家族連れ=7日午前、大分市府内町
完成式典でテープカットをする出席者の代表

 大分市がJR大分駅前の大分パルコ跡地(府内町)で整備を進めてきた「祝祭の広場」が完成し、7日、記念式典があった。ラグビーワールドカップ(W杯)開催期間中は「大分市版ファンゾーン」として活用し、パブリックビューイングなどで国内外から訪れた観戦客らをもてなす。一般貸し出しは11月から。

 式典には関係者ら約150人が出席。佐藤樹一郎市長が「さまざまな困難を乗り越え、立派な施設ができた。市民と一緒に育て、愛される広場にしたい」とあいさつ。来賓の広瀬勝貞知事らが祝辞。テープカットで完成を祝った。大分舞鶴、大分上野丘両高の吹奏楽部が華やかな演奏で花を添えた。

 広場は約4300平方メートル。長さ19メートル、幅16~18メートル、高さ8~11メートルの可動式大型屋根にステージ、芝生広場、移動式植栽コンテナ、トイレなどを備え、約100台分の駐輪場やおおいたサイクルシェアの自転車貸し出しポートもある。

 市は2017年12月、W杯を見据えて都市型公園を整備する構想を掲げ、市内の社会医療法人から23億2千万円で用地を購入。設計案を募集した。当初はシンボルとなる橋形クレーンを設置する予定だったが、自然災害の多発を受けて大型屋根に変更。今年2月に本体工事に着手した。総事業費は約30億円。

 28日午後1時半からW杯オープニングセレモニーを開催。同市出身で市観光大使の指原莉乃さんのトークショーなどがある。W杯期間中(10月23日まで)は24試合のパブリックビューイングを実施。ステージで音楽ライブやダンスなど多彩なイベントがある。