日ハム、8連敗→2連勝 2戦連続2桁安打、栗山監督「勝ち続けるしかない」

日本ハム・栗山監督【写真:荒川祐史】

残り15試合で借金7「どこまで野球ができるか」

■日本ハム – オリックス(7日・札幌ドーム)

 日本ハムは7日、オリックスに8-7で勝利。連敗を8で止めた後に2連勝を飾った。

 打線は2試合連続2桁安打となる17安打と爆発。初回無死満塁の絶好機に中田翔内野手の犠飛で先制すると、渡辺諒内野手の右前適時打で追加点を奪った。ここ3試合無安打だった渡辺は4回2死二、三塁で11号3ランを放つなど3安打4打点と活躍。大田泰示外野手と近藤健介外野手もともに4安打をマークした。

 投げては先発の有原航平投手が6回6安打4失点で両リーグ単独トップの14勝目。終盤オリックスに1点差まで追い上げられたが、最後は秋吉亮投手が9回を3者連続三振に仕留めて21セーブ目を挙げた。

 栗山英樹監督は「(連敗中は)なかなか打線がつながらず、選手たちは悔しい思いをしたと思うし、何とかしようとするものが少しずつ形になってきた」と上向いてきた打線を評価した。残り15試合で借金はまだ7つ残っている。「選手たちが言ったように、とにかく勝ち続けるしかないという思いで。どこまで野球ができるかというところなので、しっかりやっていきます」と表情を引き締めた。(石川加奈子 / Kanako Ishikawa)

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