県内高温、魚沼市で36.4度 南魚沼では中学生14人が救急搬送

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 新潟県内は7日、台風の接近や太平洋高気圧に覆われた影響で気温が上がり、魚沼市(小出)でこの日全国2位の最高気温となる36.4度を観測したほか、長岡、三条、胎内の3市で35度以上の猛暑日となった。南魚沼市の中学生計14人が熱中症とみられる症状で搬送されたほか、ラグビーの試合が中止になるなどの影響も出た。新潟地方気象台によると、平年よりかなり高い気温は8日まで続く見込み。

 気象台によると、県内の全29観測地点のうち28地点で30度以上の真夏日となった。

 南魚沼市教育委員会によると、7日に体育祭や運動会を実施していた市内2中学校で、計14人が熱中症とみられる症状で救急搬送された。八海中では13人の生徒が体調不良を訴え、病院に運ばれた。塩沢中でも3年の女子生徒が不調を訴えて運ばれた。午後9時現在で計5人が入院しているが、命に別条はない。

 南魚沼市教委は「想定を超える暑さとなり、対応が甘かったと反省している。今後も暑い日が続く可能性があるので、日陰に入るなど事前の指示をさらに強化する」としている。

 新潟市中央区の鳥屋野球技場では、ラグビーの全国高校大会県大会の予選リーグ第1試合中、新潟高の選手数人が熱中症を訴え、選手不足で棄権。残る2試合を中止とし、10月に延期した。

 気象台によると、8日の予想最高気温は長岡市で36度、新潟市中央区と上越市(高田)、阿賀町(津川)で35度。

 台風15号は、9日午前に県内に最接近する見通し。気象台によると、9日は激しい雨の降る所がある見込みで、午後6時までに予想される24時間降水量は多い所で、上中下越が50~100ミリ、佐渡が50ミリ。気象台は土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意を呼び掛けている。