DeNA4連敗、Gと4差に 打線、斎藤を援護できず

 <横浜DeNA2-5中日> プロ野球の横浜DeNAと中日の22回戦は8日、ナゴヤドームで行われ、横浜が2―5で敗れた。横浜は4連敗で試合が中止になった首位・巨人とは4ゲーム差に開いた。

 プロ初先発の右腕・斎藤は最速148キロの直球とスライダーを軸に、5回1失点と好投。右肘クリーニング手術から復帰し、5カ月ぶりに1軍昇格した三上が六回から登板したが、3安打2四球で3点を失った。打線は中日の左腕・大野の力のあるストレートの前に11三振。九回にソトの2ランで2点をかえすのが精いっぱいだった。

 プロ初黒星を喫した斎藤だが、投球内容は上々で「ブルペンから調子が良く、ストレート中心の大胆な投球ができた」と振り返り、ラミレス監督は「思っていたよりもいいピッチングをしてくれた。もう一度先発として使いたい気持ちはかなりあるが、リリーフとして残ってもらう」と話した。

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