アストロズ・バーランダーが好投 メジャー最多18勝目

【マリナーズ1-2アストロズ】@ミニッツメイド・パーク

前回登板で自身3度目のノーヒッターを達成したアストロズのジャスティン・バーランダーは、3回表先頭のシェッド・ロングにヒットを許し、一死後にディー・ゴードンのタイムリー三塁打で失点。しかし、その後はマリナーズ打線をしっかり封じ、7回102球を投げて被安打4、奪三振7、与四球1、失点1の好投で両リーグ単独トップとなる今季18勝目(5敗)をマークした。バーランダー降板後は、ジョシュ・ジェームスからウィル・ハリスへ繋ぐリレーで1点のリードを守り抜き、ハリスは今季2セーブ目をマーク。一方、マリナーズは先発の菊池雄星が6回途中5安打1失点の力投を見せるも、2番手のオースティン・アダムスが7回裏に勝ち越しを許して今季2敗目(1勝)を喫した。

1点を追う展開となったアストロズは、マリナーズ先発の菊池の前に5回まで3安打無得点に封じられていたものの、6回裏先頭のアレックス・ブレグマンが34号同点アーチを放ち、ヨルダン・アルバレスもヒットで続いて菊池を降板に追い込んだ。このあとの無死一・二塁のチャンスを生かすことはできなかったが、7回裏に代打カイル・タッカーの二塁打をきっかけに無死三塁のチャンスを迎え、ジョシュ・レディックの犠牲フライで勝ち越しに成功。この1点をバーランダーをリリーフしたジェームスとハリスが守り抜いた。試合後、バーランダーは「連続ノーヒッターを意識していなかったと言うと嘘になる」と本音をポロリ。「普段は5回くらいから意識するけど、今日は初回から意識しちゃったよ」と自身の登板を振り返った。

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