ヒメマス釣獲 最多19万匹 今季の支笏湖 資源安定化 3年前の5倍

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豊漁を受け、夏のイベントなどで例年より安く販売されたヒメマスの塩焼き

 【支笏湖畔】8月末で漁期が終わった支笏湖のヒメマス(チップ)の今年の釣獲量は、前年比22.8%増の19万874匹となり、記録の残る1998年以降、最多となったことが市と支笏湖漁協のまとめで分かった。3年前に比べ5倍近く増え、関係機関は資源量が安定化してきたとみている。

 ヒメマスの漁期は6月1日~8月31日。今年の遊漁船の出漁数は延べ5075隻と前年から7.4%減ったが、1隻当たりの釣獲数は同32.5%増の37.61匹と過去最多だった。従来は3年魚が主流だったが、今年は体長25~27センチと大ぶりな4年魚が全体の7割を占めた。残り3割は23センチ前後の3年魚だった。

 釣獲数は2015年に7万7千匹、16年は4万匹と低迷。17年に5万5千匹と3年ぶりに増え、18年は15万匹と大きく伸びて、19年も続伸した格好だ。