鷹は代打策的中、西武は山川勝ち越し打、ハム清宮7号…8日のパ・リーグは?

ソフトバンク・工藤公康監督【写真:藤浦一都】

日本ハム清宮が7号ソロ、オリックスは7連敗

 パ・リーグは各地で3試合が行われ、ソフトバンク、西武、日本ハムが勝った。ソフトバンクと西武のゲーム差は1のまま。日本ハムは8連敗後に3連勝、オリックスは1分けを挟んで7連敗となった。

 ソフトバンクは本拠地でのロッテ戦に9-6で勝った。1回にデスパイネの適時打で先制。逆転されて迎えた3回には柳田の適時二塁打、グラシアルの2点二塁打で3点を奪って逆転した。その後再び逆転されるも、7回に松田宣の28号ソロ、代打・川島の適時打で同点。8回2死一、三塁で代打・明石が勝ち越しの2点二塁打、さらに川島が適時二塁打を放って突き放した。先発の武田は4回4失点で降板。8回に登板したモイネロが2勝目を挙げた。9回を締めた森は節目の30セーブ目。ロッテはレアードが2回に32号2ラン、4回にも2点二塁打を放つなど気を吐いたが、リリーフ陣が踏ん張れずに勝率は再び5割になった。3勝を挙げているドラフト2位ルーキーの東妻がプロ初黒星を喫した。

 西武は敵地での楽天戦に3-2で勝った。1回1死一、二塁で中村が左中間2点二塁打を放ち、2点を先制。6回に追いつかれたが、8回2死一、二塁で山川が左中間へ勝ち越しの適時二塁打を放った。3番手で登板し、1回2/3を無失点に抑えた小川が4勝目(1敗)を挙げた。楽天は6回2死一塁でブラッシュが右越え31号ソロを放ち、一度は同点に追いついた。しかし、8回に3番手・森原が勝ち越しを許し、借金1となった。

 日本ハムは本拠地でのオリックス戦に2-0で勝ち、3連勝を飾った。3回1死三塁で若月の捕逸により先制。8回には清宮が右翼席へ7号ソロを放ち、貴重な2点目を奪った。投げては金子が古巣相手に6回6安打無失点の好投で6勝目(7敗)を挙げた。オリックスは故障から復帰した山本が6回を3安打1失点(自責0)と好投したが、打線の援護なく5敗目(6勝)。チームは1引き分けを挟んで7連敗となった。

→1 ソフトバンク 128試合70勝54敗4分 -
→2 西武 129試合71勝57敗1分 1.0
→3 ロッテ 130試合63勝63敗4分 7.0
→4 楽天 129試合62勝63敗4分 0.5
→5 日本ハム 129試合59勝65敗5分 2.5
→6 オリックス 127試合55勝66敗6分 2.5(Full-Count編集部)

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