男性の2017年度 育休取得率 長崎県は0.8%

 都道府県の男性職員の2017年度育児休業取得率で、長崎県は0.8%だった。県人事課は「男性も取得していいという意識を持ってもらえるよう、相談しやすい環境を整えていきたい」としている。
 データによると、長崎県男性職員の育休取得者は、対象者491人中4人にとどまった。こうした中、県は新たな取り組みとして「男性職員の育児参加プランニングシート」の活用を8月から始めた。配偶者の出産予定日や育児関連休暇の予定期間、所属長に伝えたいことなどを記入。シートを作成し、所属長と面談する仕組みで、男性職員の育休取得促進を図る。
 県内21市町の男性職員の育休取得率は1.9%。対象者361人中7人だった。

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