ナショナルズが被スイープ回避 シャーザー10勝目

【ナショナルズ9-4ブレーブス】@サントラスト・パーク

ナ・リーグ東部地区2位ながら首位ブレーブスに3連敗を喫してゲーム差を10に広げられたナショナルズは、先発のマックス・シャーザーが6回98球を投げて被安打2、奪三振9、与四球2、失点1という好投を見せ、敵地サントラスト・パークでの4連戦の最終戦に9対4で勝利。エースの力投で被スイープを回避し、首位とのゲーム差を9に縮めた。故障者リストからの復帰後最多となる98球を投げたシャーザーは、10年連続2ケタ勝利となる今季10勝目(5敗)をマーク。一方、ブレーブス先発のマイク・ソローカは、3本のアーチを浴びるなど、6回7安打4失点で今季4敗目(11勝)を喫した。

逆転での地区優勝は絶望的な状況となったが、意地を見せたいナショナルズは、初回にアダム・イートンの13号2ランで先制。2回表にヤン・ゴームスの8号ソロでリードを3点に広げたあと、2回裏にマット・ジョイスの7号ソロで1点を返されたが、3回表にフアン・ソトが33号ソロを放ち、7回表にはゴームスの9号ソロ、イートンのタイムリー二塁打、アズドゥルバル・カブレラの2点タイムリー二塁打で4点を追加し、一気にブレーブスを突き放した。9回表にはカブレラがダメ押しのタイムリーを放ち、9回裏にチャーリー・カルバーソンの5号ソロなどで3点を返されたものの、9対4で逃げ切り。ブレーブスとの直接対決は残り3試合となり、逆転優勝は難しい状況だが、ワイルドカード争いでは2位に3ゲーム差、3位に4.5ゲーム差をつけており、2年ぶりのポストシーズン進出に向けて視界は良好だ。

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