6戦全勝の中日勢が活躍、G坂本は2発10安打…2019年第24週投打5傑【セ編】

巨人・坂本勇人【写真:Getty Images】

中日は福田が11打点、広島ジョンソンは2戦2勝

 今季のプロ野球も残すところ、あとわずか。ただ、シーズン終盤となっても、リーグ優勝の行方は混沌としており、まだ先は読めない。そんな状況にある24週目のセ・リーグの成績を見ていこう。

【セ・リーグ9/8時点での順位】
1 巨人 127試69勝56敗2分 率.552 差–
2 DeNA 130試66勝61敗3分 率.520 差4.0
3 広島 132試66勝63敗3分 率.512 差5.0
4 阪神 128試59勝63敗6分 率.484 差8.5
5 中日 127試60勝65敗2分 率.480 差9.0
6 ヤクルト 130試52勝76敗2分 率.406 差18.5

【セ・リーグ第24週(9/2-9/8)の勝敗】

1 中日6試6勝0敗0分 率.1000
2 広島6試4勝2敗0分 率.666
3 阪神5試2勝3敗0分 率.400
3 ヤクルト5試2勝3敗0分 率.400
5 巨人5試1勝4敗0分 率.200
5 DeNA5試1勝4敗0分 率.200

 首位の巨人と、2位で追うDeNAがともに1勝4敗と揃って足踏み。中日が6戦全勝で、台風の目になっている。

【打者5傑】
○安打
1坂本勇人(巨)10
1大島洋平(中)10
3鈴木誠也(広)8
3近本光司(神)8
3ビシエド(中)8
3阿部寿樹(中)8
3京田陽太(中)8

〇本塁打
1坂本勇人(巨)2
1福田永将(中)2
1ゲレーロ(巨)2
1筒香嘉智(De)2
1ソト(De)2
1ロペス(De)2

〇打点
1福田永将(中)11
2山田哲人(ヤ)7
3ビシエド(中)6
3長野久義(広)6
5高山俊(神)5

〇盗塁
1鈴木誠也(広)4
2近本光司(神)2
1盗塁10人

〇打率 規定打席以上
1坂本勇人(巨).455
2ビシエド(中).444
3亀井善行(巨).438
4梶谷隆幸(De).4209
5大島洋平(中).400
5鈴木誠也(広).400

○RC(Run Create)打者の総合指標 安打、長打、四死球、盗塁、犠打、犠飛を加味
1坂本勇人(巨)7.49
2ビシエド(中)6.07
3鈴木誠也(広)5.80
4ゲレーロ(巨)5.36
5山田哲人(ヤ)4.94

 巨人の坂本が10安打2本塁打、打率.455と活躍。中日は福田が11打点をあげ、大島やビシエドらも活躍。広島は主砲の鈴木が4盗塁を決めた。

ジョンソンは中4日で2試合に先発して、ともに無失点投球

【投手5傑】
〇勝利数
1ジョンソン(広)2
2大野雄大(中)1
2西勇輝(神)1
2九里亜蓮(広)1
2床田寛樹(広)1
2柳裕也(中)1
2石川雅規(ヤ)1
2青柳晃洋(神)1
2山口俊(巨)1
2小笠原慎之介(中)1
2梅津晃大(中)1
2福敬登(中)1
2又吉克樹(中)1
2エスコバー(De)1
2マクガフ(ヤ)1

〇セーブ数
1フランスア(広)3
2岡田俊哉(中)2

〇ホールド数
1菊池保則(広)3
1藤嶋健人(中)3
3ロドリゲス(中)2
3梅野雄吾(ヤ)2
1ホールド8人

〇奪三振数
1大野雄大(中)11
2柳裕也(中)8
3九里亜蓮(広)7
3高橋優貴(巨)7
5石川雅規(ヤ)6
5高橋奎二(ヤ)6
5望月惇志(神)6

〇防御率 (規定投球回数以上)
1ジョンソン(広)0.00
2桜井俊貴(巨)0.00
3九里亜蓮(広)1.29
3床田寛樹(広)1.29
5石川雅規(ヤ)1.50

〇PR(PitchingRun)投手の総合指標:(リーグ平均防御率-投手の防御率)×投球回÷9で算出 リーグ防御率は4.33。
1ジョンソン(広)6.73
2桜井俊貴(巨)3.36
3九里亜蓮(広)2.36
3床田寛樹(広)2.36
5大野雄大(中)2.00

 広島のジョンソンは中4日で9月3日のヤクルト戦と8日の阪神戦に先発して2試合とも零封。週間2勝を挙げる。奪三振の1位、2位は中日の大野雄と柳。広島のフランスアが3セーブをマークした。(広尾晃 / Koh Hiroo)

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