大谷先制打も勝利には繋がらず Wソックス逆転勝利

【エンゼルス1-5ホワイトソックス】@ギャランティード・レート・フィールド

ホワイトソックスは、先発のディラン・シーズが2回途中までに5つの四球を与える大荒れの立ち上がりとなったものの、そこから立ち直って4回途中88球1失点。2番手以降の3投手は合計5回2/3を1安打無失点に抑える好投を見せ、チームを逆転勝利に導いた。4回表一死一塁の場面でシーズをリリーフし、2回2/3を無失点に抑える好リリーフを見せた2番手のジョシュ・オーシッチが今季2勝目(0敗)をマーク。一方、敗れたエンゼルスは、オープナーのノエ・ラミレスのあとを受けて登板した2番手のハイメ・バリアが2本のアーチを浴びてホワイトソックスに勝ち越しを許し、4回1/3を4安打2失点に抑えたものの、今季8敗目(4勝)となった。

シーズは、初回に四球と暴投で一死二塁のピンチを招き、大谷翔平のタイムリーで失点。その後も四球を連発し、初回は二死満塁、2回表も一死満塁のピンチを背負ったが、4回途中までを最少失点で切り抜けた。1回裏にジェームス・マッキャンのタイムリーで追い付いたホワイトソックスは、3回裏にホゼ・アブレイユの31号ソロで勝ち越しに成功。5回裏には日本時間9月4日にメジャーデビューを果たしたばかりのダニー・メンディックがメジャー初アーチとなる1号ソロを放ち、6回裏にヨルマー・サンチェスのタイムリー、7回裏にライアン・コーデルの犠牲フライで1点ずつを追加してジワジワとリードを広げた。定位置の「3番・指名打者」に戻った大谷は、先制タイムリーを放ったものの、その後は3打席連続三振。4打数1安打1打点で今季の打率は.292となった。

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