【台風15号】神奈川県内8人が軽傷 「記録的暴風」影響か

©株式会社神奈川新聞社

倒れた信号機=9日午前9時半ごろ、逗子市新宿

 「記録的暴風」となった台風15号で、神奈川県内では8人が軽傷を負ったことが9日、県などのまとめで分かった。住宅の損壊や浸水も相次いでいるが、自治体による被害状況の把握が遅れており、さらに増える可能性がある。

 県や横浜市の同日正午までのまとめでは、負傷者は横浜市3人、川崎市2人、相模原、三浦、藤沢市が各1人。強風にあおられて転倒したり、飛んできたもの当たったりして負傷したケースが多いという。

 住宅の被害は、半壊が横浜、藤沢両市で各1棟。横浜、厚木、海老名、藤沢市で一部破損の被害も出ている。横浜市では、住宅1棟が床上浸水した。崖崩れやブロック塀の倒壊、倒木などのほか、作業現場の足場が壊れるなど、暴風の影響とみられる被害も各地で出ている。

 県内は15号が接近、通過した9日未明を中心に風が強まり、横浜地方気象台によると、三浦市で9日午前1時半すぎに観測史上1位となる最大瞬間風速41.7メートルを記録。横浜市中区でも同3時すぎに41.8メートルを観測した。降り始めから9日午前11時までの総雨量は箱根町で251.5ミリ、相模原市緑区が179.5ミリ、横浜市中区では177.5ミリだった。