妻に「勝負下着なんか着るな」はモラハラ発言か 愛妻家風芸能人が時折見せる男尊女卑コメントが最近増殖している!?

画像は『吉本新喜劇DVD 以上、あらっした! 編』より

お笑い芸人の小籔千豊さん(45)が9月7日放送の『さよならプロポーズ』(AbemaTV)にて発した一言が「モラハラ発言」だとして波紋を呼んでいます。

番組では、セックスレスに悩んでいる女性が勝負下着を買いに行くという場面が放送されたのですが、小籔さんはスタジオトークにて、共演の鈴木奈々さんやブロガーの桃さんと勝負下着について話す際、「僕は嫁はんには『イキった下着は着けるなよ』つって(言っている)」と驚きの発言。鈴木さんが「Tバックとか。ダメ?」と質問するも「わろてまうわ。勝負下着、着られた時点で笑けるもん!」ときっぱりとつぱねていたのでした。

ネットではこの小籔さんの発言について「モラハラやん」「好きな下着着せてやんなよ」「所有物じゃないんだよ妻は」「なんでテレビでこんなこと言われないとダメなの?」「この上から目線。見下した口調…大嫌い」と批判的な声が相次いでいました。

フォロワー130万人を超える人気インスタグラマーでもある小籔さん。若い女性ファンも多いですが、この発言に幻滅する人は多いのでは…

小籔さんの奥さんに関する発言は以前から問題視されており、2016年5月15日放送の『ハッキリ5〜そんなに好かれていない5人が世界を救う〜』(朝日放送)では、小籔さんは奥さんの服装について「嫁はんには付き合ってる時に『もうスカートなんて履かんでええぞ』って言った」と発言し、その理由については「誰のためにスカート履くねん。(中略)俺と結婚するって決まってるやろ」、つまり、自分と結婚するのだから、もうスカートを履いて男性の気を引くようなことはしなくて良いという趣旨の発言をしたのです。この時も、ネットでは小籔さんの発想が男尊女卑すぎるとして批判の声が殺到していました。

言うまでもなく、妻がどんな服を着ようが、どんな下着をつけようが夫にはまったく口を出す権利はありません。この「イキった下着は着けるなよ」も、小籔さん的には夫婦間のウィットに富んだ会話くらいに思っているのかもしれませんが、一般的には驚くべきモラルハラスメント(言葉や態度などによって人の心を傷つける精神的な暴力や嫌がらせのこと)と受け取られてもしょうがないのでは…。

「小籔さんは長い芸能生活にて女性スキャンダルは一切なく、芸能界では愛妻家として知られる人物。それだけに自分でも奥様を大事にしているという自負があるのでしょうが、奥さんを自分の所有物のように思っているのかなと疑わざるを得ない発言が多く、残念ですよね」(テレビ局勤務)

このご時世、亭主関白や男尊女卑発言はバッシングを受けるだけ。こういうことばっかり言っていると女性ばかりか男性からの支持率も下がる一方ですし、気をつけてもらいたいものです。(文◎小池ロンポワン)

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