ドジャース快勝でマジック2 好投の前田が9勝目

【ジャイアンツ0-5ドジャース】@ドジャー・スタジアム

ナ・リーグ西部地区の首位を独走しているドジャースは、先発のフリオ・ウリアスら6投手によるリレーでジャイアンツ打線を4安打に封じ、5対0で完封勝利。地区優勝へのマジックナンバーを「2」とし、最短で日本時間9月11日に地区優勝が決まる可能性が出てきた。ドジャース2番手の前田健太は、4回49球を投げて被安打1、奪三振6、無四球、無失点という見事なピッチングを披露し、今季9勝目(8敗)をマーク。一方、ジャイアンツ先発のデレック・ロドリゲスは、守備のミスにも足を引っ張られ、5回途中3安打5失点(自責点2)で今季9敗目(5勝)を喫した。

3回までロドリゲスの前にノーヒットに封じられていたドジャースは、4回裏二死一塁からマット・ビーティの9号2ランで2点を先制。5回裏には一死からラッセル・マーティンのヒットと前田の送りバント、二塁マウリシオ・デュボンのエラーで一・三塁のチャンスを迎え、コリー・シーガーの14号3ランでリードを5点に広げた。ウリアスが2イニング、前田が4イニングを無失点に抑えたあとは、ケーシー・サドラー、イミー・ガルシア、アダム・コラレック、ジョシュ・スボーツと4人のリリーバーを細かく繋ぎ、6投手による完封リレーが完成。デーブ・ロバーツ監督は「今日はケンタに尽きるよ。登板後の初球から積極的なピッチングをしていた」と語り、前田の好投を勝因に挙げた。

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