奥野壮&森七菜が耳の聞こえない若者と共に「異言語脱出ゲーム」に挑戦!!

NHKEテレでは若手俳優の奥野壮、森七菜らが耳の聞こえない人と一緒になって謎解きゲームに挑戦する「異言語脱出ゲーム ON TV」を10月9日と12日に放送する。9日放送の「ハートネットTV」(月~木曜午後8:00)で前編、12日放送の「ろうを生きる難聴を生きる」(土曜午後8:45)で後編が放送される。

同ゲームは若い世代に人気の「リアル脱出ゲーム」をユニバーサルな切り口からアレンジしたもので、クリエーティブ集団・異言語Lab.とNHKがタッグを組んで制作。主演した「仮面ライダージオウ」が話題となった奥野、映画「天気の子」でヒロインの声を演じた森の2人と耳の聞こえない若者2人がチームを組んで謎解きに挑む。

収録を終えた奥野は「今まで手話を使う方と接する機会がなかったので、新たな挑戦でした。手話だけでなく、壁に文字を書いて伝えたり、ダンスを伝えるのに自分で踊ってみたり、その場その場で考えてコミュニケーションを取りましたが、貴重な体験ですごく楽しかった」とうれしそうに振り返ると、森も「話が盛り上がると、ついろう者の方だと忘れてしまう瞬間もありました。それでも話を聞こうとしてくれるなど、すごく優しくしてもらえました。いいコミュニケーションが取れましたが、もっと手話などを勉強してみたいなと思いました」と自然なコミュニケーションの中で発見があった様子。

番組を制作した今村裕治チーフプロデューサーは「耳の聞こえる人と耳の聞こえない人が協力しないと解けないゲームです。福祉番組はどうしても硬くなりがちですが、こういった形で自然に伝えあうことの大切さや喜びが伝えられるのではないかと思い、制作しました。この番組を見てもらうことで視聴者にもいろいろなことを感じてもらえるはず」と見どころを訴えていた。

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