【MLB】少年が同じ打席でファウル2度捕球の奇跡 守ってた外野手も驚愕「信じられない」

少年はファウルボールをキャッチして大喜び(画像はスクリーンショット)

レフト線の内野最前列に座っていた少年、ライナーに手を伸ばし2度も好捕

■マーリンズ 9-0 ロイヤルズ(日本時間9日・マイアミ)

 野球観戦でボールをキャッチしたことはあるだろうか? 頻繁に観戦に足を運ぶファンでもなかなか出会えない幸運だが、なんと同じファンが同じ打席で2度もファウルボールをキャッチするという出来事があった。MLB公式サイトの動画コーナー「Cut4」は「わずか数分の間にファウルボールを2回続けてキャッチしたら、スーパーヒーローになれるよね?」と紹介。公式ツイッターで動画を公開している。

 マーリンズパークで8日(日本時間9日)に行われたマーリンズ-ロイヤルズの一戦。6回2死一塁で打席に入ったプラドは2球目をファウル。レフト線にライナーで飛んだ打球を内野スタンド最前列に座っていた少年が手を伸ばして好捕した。さらにプラドは4球目もほぼ同じ当たりでファウル。今度は隣のファンもグラブを伸ばしたが、またしても同じ少年のグラブに吸い込まれた。少年がボールを掲げて喜ぶと、球場も大歓声に包まれた。

 Cut4は「なにが起こったのか? 魔法か何かか? この子供は魔法使いで、頭のなかで念じて、ボールを彼のグローブの中に導いていたのか」とあり得ない出来事を紹介。「きっとそういうことだと思う。そうでなければ、この偶然の現象を受け入れることはできない」とユニークに結論付けていた。

 一部始終を目の前で目撃したロイヤルズの右翼手、ホルヘ・カルロスも記事内で「信じられないよ」「目の前で起こったんだ。本当に信じられない」と天文学的な確率の出来事を振り返っている。

 2017年7月2日にオークランド・コロシアムで行われたアスレチックス-ブレーブスの一戦でも、同じ試合で同じファンがファウルボールを3度キャッチする出来事があった。確率的にはあり得ないミラクルに出会えるのも、野球観戦の醍醐味だろうか。(Full-Count編集部)

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