ビールで「はしご酒」 川崎・百合ケ丘駅周辺で催し

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 小田急線百合ケ丘駅(川崎市麻生区)周辺で10日から3日間、はしご酒を楽しむイベント「ゆりバル」が開かれる。地元の名店を知ってもらおうと、商店主らでつくる実行委員会が企画した。2月に各店が誇る自慢の一品と、それを引き立てる日本ワイン1杯を提供する催しを実施したが、好評を博したことから、今回はクラフトビールで「第2弾」を開催することになった。

 参加店は、同駅周辺の中華料理店や沖縄料理店など10店舗。前回と同じ仕組みで、客は最初の店で特製グラスを100円で購入した上で、クラフトビールとおつまみセットを千円で注文してはしご酒を楽しむ。

 初めて参加するカフェバー「Coffee&Beer『轍WADACHI』」の佐々木義典さん(64)は「5月に開店したばかりのお店を知ってもらうにはいい機会になる」と期待。酒店を営む実行委員会委員長の飛永かの子さんは「新百合ケ丘駅方面に流れている買い物客に百合ケ丘駅周辺にも足を運んでほしい。チェーン店にはない個人店の魅力を感じて」と来場を呼び掛けている。

 10、11、12日とも午後6時から。問い合わせは、フェイスブック「ゆりバル~百合ケ丘ではしご酒~」。

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