「ザ・キッパーズ」渡部弘康さん 慕われた「エレキの神様」 道内のグループサウンズけん引 札幌で告別式

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バンド結成50周年のパーティーで演奏する渡部弘康さん=2013年7月

 6日に76歳で亡くなった、札幌のグループ・サウンズ(GS)バンド「ザ・キッパーズ」のリーダー渡部(わたなべ)弘康さん。昨年末に活動を休止するまで55年間にわたり、円熟した演奏と温かい人柄でファンに愛された。9日に札幌市内の斎場で告別式が行われ、家族や仲間が別れを惜しんだ。

 告別式には音楽関係者約200人が参列。祭壇には渡部さんが生前愛用したギターが置かれ、出棺時には1969年のデビュー曲「風のふるさと」が流れた。50年来の知人という白石区の会社経営神力(じんりき)恒夫さん(69)は「道内のGSをけん引したエレキの神様。優しくて面倒見もよく、みんなに慕われた」としのんだ。