きょう10日（火）も全国的に厳しい暑さが続く。きのうに続き、きょうも東日本を中心に気温が35℃を超える予想で、東京など、2日連続の猛暑日になる所もありそうだ。また、この気温上昇で大気の状態が不安定になるため、天気の急変にも注意が必要となる。
厳しい残暑 2日連続の猛暑日も
日本付近は高気圧に覆われて、晴れ間の出る所が多くなる。日差しとともに気温が上がり、各地で厳しい残暑が続く見込みだ。
きのうは全国の67地点で最高気温が35℃以上の猛暑日となり、東京都心など今年一番の暑さを更新した所もあったが、きょうも関東甲信や東海を中心に猛烈な暑さになりそうだ。
東京都心の最高気温は36℃予想で、2日連続の猛暑日になる見通し。9月に2日連続で猛暑日になれば、1992年以来、27年ぶりのこととなる。熱中症にならないよう、こまめな水分補給をするなど、体調管理に十分な注意が必要だ。
〈きょう10日の予想最高気温〉
37℃ 岐阜
36℃ 前橋、熊谷、さいたま、東京、甲府、
名古屋、京都
35℃ 宇都宮、横浜、静岡、浜松、津、奈良、
岡山、久留米（福岡）など。
天気急変のおそれ 激しい雷雨も
この気温上昇に伴って、大気の状態が不安定になることが予想される。晴れていても、午後は山沿いから雨雲がわきだし、平野部でもにわか雨や雷雨がありそうだ。
東日本や西日本で発雷確率が高く、特に関東北部や甲信など東日本の内陸部では局地的に激しい雷雨になるおそれがある。落雷や突風などに注意が必要だ。
（気象予報士・多胡 安那）
