長友の同僚、古巣クラブを「詐欺」で刑事告訴

日本代表DF長友佑都が所属するトルコのガラタサライ。今夏は多くの実力者を補強してチーム力を強化した。

そのひとりが、フラムからローンで獲得したコートジボワール代表MFジャン・ミカエル・セリだ。

ニースでブレイクした際にはバルセロナが「チャビの後継者」として獲得に乗り出し、移籍寸前だった選手でもある。

そんなセリは古巣ニースを詐欺で刑事告訴したと、『L'ÉQUIPE』が伝えている。

セリは当時同じくニースに所属していたフランス人DFマクシム・ル・マルシャンとともに2018年7月にフラムへダブル移籍。

当時セリの移籍金は1200万ユーロ(14.2億円)、ル・マルシャンは1260万ユーロ(14.9億円)、計2500万ユーロ(29.6億円)ほどとされていた。

だが、セリ側は、移籍プレミアムボーナスを支払うことを避けるためにニースが自分を過小計上したと訴えているという。少なくとも70万ユーロ(8300万円)が未払いだとしているとのこと。

セリの弁護士は、もしフラムが2500万ユーロほどを支払ったのなら、セリの価値は1870万ユーロ(22.1億円)に相当し、ル・マルシャンは600万ユーロ(7.1億円)ほどだと主張している。

また、セリはフラムでの給与額がル・マルシャンの3倍ほどだったことからも、この移籍金の配分はおかしいと弁護士は訴えている。

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