鷹敗戦で2位西武と0.5差、楽天松井34セーブ、オリ泥沼8連敗…9日のパ・リーグは?

34セーブ目を挙げた楽天・松井裕樹【画像:(C)PLM】

ロッテは井口監督が退場も大勝、鷹は“ブルペンデー“が誤算…

 パ・リーグは9日、各地で2試合が行われ、楽天、ロッテが勝利した。3位ロッテと4位楽天はともに勝利したため、0.5ゲーム差のまま。首位ソフトバンクは敗れて、試合のなかった2位西武と0.5ゲーム差となった。オリックスは1分けを挟んで8連敗となった。

 楽天は本拠地でオリックス相手に6-4で競り勝った。先発の岸が7回4失点と粘りのピッチングを見せると、1点を追う7回に代打のフェルナンドが同点打。さらに、8回には浅村の勝ち越し二塁打が飛び出し、9回を守護神・松井が抑えた。浅村は3打点の活躍。松井はキャリアハイを更新する34セーブ目を挙げた。オリックスは2回に中川、山足がソロ、3回には吉田正が2ラン。一発攻勢で4点を奪ったが、8回に4番手の増井が勝ち越しを許した。チームは引き分けを挟んで泥沼の8連敗となった。

 ロッテは敵地でのソフトバンク戦に11-6で大勝した。初回、岡の二塁打から2本の犠飛で2点を先制。10安打11得点と効率よく追加点を奪った。投げては先発の二木が6回2失点で7勝目(9敗)。4回の守備ではグラシアルの死球の判定を巡って井口監督が退場処分となったが、大勝を収めた。ソフトバンクは“ブルペンデー“が誤算。プロ2度目の先発となった松田遼が3回途中4失点で降板。6人の継投で10四死球を与えるなど11失点を喫した。

→1 ソフトバンク 129試合70勝55敗4分 –
→2 西武 129試合71勝57敗1分 0.5
→3 ロッテ 131試合64勝63敗4分 6.5
→4 楽天 130試合63勝63敗4分 0.5
→5 日本ハム 129試合59勝65敗5分 3.0
→6 オリックス 128試合55勝67敗6分 3.0(Full-Count編集部)

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