台風15号、通勤通学11万人超に影響

栃木県内、JRなど始発から運休

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台風の影響で風雨が強まる中、通勤する人たち=9日午前7時55分、宇都宮市本町

 台風15号は9日朝、本県に最接近し、県内は始発から鉄道の運転見合わせが相次いだ。県内のJR各線では通勤、通学など11万人超に影響が出た。野木町では80代男性が強風にあおられて転倒し軽傷。佐野市や益子町などで住宅の屋根や車庫が飛ばされるなどしたほか、宇都宮や大田原市など各地で倒木があった。

 JR東日本は昨年9月の台風24号以来の計画運休を実施し宇都宮線や日光線などで始発から運転を見合わせた。宇都宮線は上下線で73本が運休し、約10万7千人に影響した。各線は午前中に順次、運転を再開した。

 県などによると、野木町友沼の路上で、80代男性が強風にあおられ転倒し、軽いけがをした。益子町では住宅のトタン屋根が飛ばされ、佐野市ではビニール製の車庫が飛ばされて隣接する住宅の屋根に当たるなどした。小山市神鳥谷(ひととのや)の市道では、倒れた街路樹にトラックが衝突した。

 東京電力パワーグリッドによると、樹木が配電線に接触するなどして那須烏山や真岡、那須塩原や矢板など県内11市町で計約6300軒が一時停電した。