小学生記者の記事満載 湘南モノレール「海新聞号」出発

「かながわ海新聞号」のヘッドマークを持ち、車両の前に立つ小学生記者=大船駅

 小学生記者が湘南の海を取材してまとめたタブロイド紙「かながわ海新聞」を車両内に掲出した湘南モノレールの出発式が7日、大船駅で行われた。新聞の完成を記念した企画で、制作に携わった小学生記者14人と保護者らが参加した。

 「かながわ海新聞号」として30日まで運行されるのは、「5601編成 湘南レッドライン」。新聞記事の一部や写真が窓上に掲示されているほか、特製のヘッドマークも付けている。

 出発式では、小学生記者を代表して横浜市立杉田小6年の飯塚春奈さん、藤沢市立長後小5年の小河原芽唯さんがあいさつ。「ヘッドマークや自分たちの作った新聞をみんなに見てもらえてうれしい」と喜んだ。同社の尾渡英生社長は「これを機に、多くの人にモノレールで湘南の海に行ってもらい、小学生記者が感じたことを体感してもらえたら」と話した。

 同新聞は、各駅のラックで無料配布されているほか、大船駅ホームでも拡大版を見ることができる。

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