ヤンキース完勝 Rソックスは地区優勝の可能性が消滅

【ヤンキース5-0レッドソックス】@フェンウェイ・パーク

ヤンキースは、先発のジェームス・パクストンが7回途中4安打無失点の好投を見せ、宿敵・レッドソックスに5対0で完勝。今季最後の直接対決4連戦を3勝1敗の勝ち越しで終え、レッドソックスの地区優勝の可能性を完全に消滅させた。パクストンが7回裏二死まで無失点に抑えたあと、ザック・ブリットンが1/3イニング、コリー・ギアリンとタイラー・ライオンズが各1イニングを無失点に抑え、4投手による完封リレーが完成。パクストンは今季13勝目(6敗)をマークした。一方、敗れたレッドソックスは、先発のエドゥアルド・ロドリゲスが6回5安打1失点の好投を見せるも今季6敗目(17勝)。得点圏で7打数ノーヒットに終わるなど、打線が繋がらなかった。

両先発の好投により4回まで両軍無得点となった一戦は、5回表にオースティン・ロマインの7号ソロでヤンキースが先制。7回表にはレッドソックス救援陣からジオ・ウルシェラの19号ソロ、DJレメイヒューのタイムリー、グレイバー・トーレスの犠牲フライで3点を追加してリードを広げ、9回表にはルーク・ボイトがダメ押しのタイムリーを放った。今季のヤンキースは、宿敵・レッドソックスに対して14勝5敗と大きく勝ち越し。1960年に15勝7敗をマークして以来、宿敵相手の最多勝利となった。なお、デーブ・ドンブロウスキー野球部門社長が解任されたレッドソックスは、痛恨の3連敗で地区4連覇の可能性が完全に消滅。ワイルドカード争いでも2位アスレチックスに8ゲーム差の4位となっており、ポストシーズン進出は絶望的な状況だ。

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