「反核9の日座り込み」(県平和運動センターなど主催)が9日、長崎市松山町の平和公園であり、被爆者らが核廃絶と世界平和の実現に向けて団結することを改めて確認した。
同センターの松田圭治議長は、6月に米軍が戦闘中の限定的な核兵器使用を想定した新指針をまとめていたことや、8月に米ロの中距離核戦力(INF)廃棄条約が失効した後、トランプ米政権が実施したミサイル発射実験に言及。「こうした動きを注視しつつ、核兵器を使用させない取り組みと、核兵器禁止条約への批准を日本政府に求める署名活動をともに頑張っていきたい」と訴えた。
座り込みは通算447回目。被爆者ら約90人が参加した。