【動画アリ】名GKもヘボキーパーになる無回転FK、変化の判別不可?

FK(フリーキック)には大きく強い回転を掛けるキックと、ボールの中心部を狙い無回転で蹴るキックの2つに分かれます。その中でブラジル代表ジョニーニョ・ペルナンブカーノは無回転FK稀代の名手です。

無回転フリーキックの名手

ジュニーニョ・ペルナンブカーノは元ブラジル代表MFです。サッカーに詳しくない人も一度は彼の名前を聞いたことがあると思います。それが上の動画、2014年ジーコジャパン時代のワールドカップです。

ジョニーニョは無回転キックの名手でした。ボールが不規則に揺れて、なぜ取れない?と感じる不思議なキックです。GK側の手元に来て急速に変化するためにどんな上手いGKもボールを弾くのが精一杯になります。そのため川口能活選手もボールをキャッチできなかったのです。

無回転キックは絶滅?

しかし、2014年以降、無回転キックは減る傾向にあります。これは選手たちの批判を受けた事で、メーカーも製法を工夫し、縫い目の山を大きくして無回転シュートが打ちにくいボールを製造するようにしたからです。

そして回転系フリーキックと言えばこの中村俊輔のFKです。セルティックス時代のこの動画は相手GKはファンデルサール、後世に伝えることができるフリーキックになります。

2種類あるFK、今もたまに無回転シュートはありますが、意識して蹴っている人は少数でしょう。

© 株式会社愛幸