補助金交付も51事業者倒産

被災3県、再生へ正念場

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グループ補助金の仕組み

 東日本大震災で大きな被害を受けた岩手、宮城、福島の3県で、工場や設備の再建を国や県が支援する「グループ補助金」の交付決定を受けた事業者のうち、昨年度までに51事業者が倒産したことが10日、各県への取材で分かった。販路喪失や補助金とともに借りた資金返済の本格化で今後、倒産が増えるとの指摘もあり、事業者は再生に向け正念場を迎えている。11日で震災から8年半。

 グループ補助金は東日本大震災を受けて作られ、施設復旧費の4分の3を上限に事業者に支給される。今年8月末までに3県で少なくとも延べ9757事業者に総額約4810億円の交付が決まった。