広島快勝、ドラ1小園が高卒新人球団最多4号 緒方監督「たまにびっくり」

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広島・緒方監督【写真:荒川祐史】

大瀬良4戦ぶり11勝目、2位DeNAにゲーム差なしに肉薄

■広島 3-0 中日(10日・マツダスタジアム)

 セ・リーグ3位の広島は10日、マツダスタジアムで行われた中日戦に3-0と快勝。2位DeNAにゲーム差なしに迫った。先発の大瀬良が8回6安打無失点の好投で11勝目。打線は西川の16号ソロとドラフト1位ルーキー小園の2ランで3点を挙げた。守備でも随所に好プレーが飛び出す内容に、緒方監督は「今日は守り勝った野球」と満足そうだった。

 最近3試合勝ち星がなかった大瀬良が、6連勝中の中日に連打を許さなかった。緒方監督は「素晴らしい投球をしてくれた。初めから力のあるボールを投げていたし、どのボールもコントロールされていた。會澤のリードも冴えていた」とバッテリーを勝因に挙げた。

 打線は2本の本塁打で、デビューから3連勝のドラフト2位ルーキー梅津に初黒星を付けた。指揮官は「勝っている新人を相手に、先制点が取れたのが大きかった」と西川の一発に触れた後、「たまにびっくりさせてくれるよね」と8回の小園の2ランを評価した。

 大瀬良は4イニングで先頭打者に安打を許したが、3併殺など、バックの堅い守りにも助けられた。緒方監督は「4回に安部が難しいゴロを処理してのダブルプレー、それから(8回の)西川のファインプレー。エースの投球に応えた素晴らしい守備で、ウチらしい野球ができた」と好守備を称賛した。

 2位のDeNAが敗れ、首位の巨人にマジック9が再点灯した。広島は勝率の関係で3位のままだが、DeNAとのゲーム差はなくなり、クライマックスシリーズ地元開催権のかかる2位争いで一歩前進した。緒方監督は「7連戦の頭を取れたのは大きい」と力強く会見を締めくくった。(大久保泰伸 / Yasunobu Okubo)