志尊淳 “&おっさんずラブ”~役者としても人間としても、得られたものは大きい~

志尊淳 “&おっさんずラブ”~役者としても人間としても、得られたものは大きい~

今回は、大ヒット上映中の「劇場版 おっさんずラブ~LOVE or DEAD~」編! 撮影の裏話や作品への“想い”について

劇場版の追加キャスト・山田正義(ジャスティス)として作品に新たな風を吹かせた志尊さん。撮影の裏話や初日舞台あいさつの様子、そして、作品への“想い”を語ってくれました。

志尊さんは映画からの参加ということもあり、最初は緊張していたそう。でも、田中圭さんをはじめとしたキャストやスタッフの皆さんが受け入れてくれたことにより、天空不動産の新入社員役を何とか演じることができたといいます。初日舞台あいさつで志尊さんが登場した時に「ジャスティス~!」という声援が飛んでいたことも、とてもうれしかったと笑顔で話してくれました。

撮影中も結束の強かった「おっさんずラブ」チームですが、撮影終了後も頻繁に「志尊、何してる?」と誰かしらが連絡をくれるのだとか。主演の田中さんの作品への“愛”が、チームを家族のような絆でつなぎ、公開前後のイベントや番組での宣伝もスタッフとキャストが一丸となり、「圭くんを100億の男にしよう!」とみんなで頑張っていたそうです。そんな“想い”を語る志尊さんからも、熱いものを感じました。

撮影の裏話を聞くと、「まだ話していないようなことがいいですよね?」と前置きしてから、「花火のシーンが、実はとても寒い日に行われていて、足が凍るほど冷たい水の中で演技をしています」と、田中さんと志尊さんの役者魂のすごさが分かるエピソードを披露してくれました。「あの冷たさが気持ちを高めてくれた」と言えてしまうところがさすがです。これから映画を見に行く方は、春田とジャスティスの花火のシーンにも、ぜひご注目ください!

そして、初日舞台あいさつでも触れていた、亡くなられたファンのお父さまからいただいた手紙についても語ってくれました。ジャスティスの「明日も会えるか分からない」というセリフとファンの方が重なって、自分自身を見つめるきっかけになったのだそう。「“想い”を大切に役者業をやっていかなくちゃいけない」とあらためて肝に銘じたそうです。

今回のグラビアは「おっさんずラブ」にちなんだオフィス風。「こんな感じでいいんですかね?」と戸惑いながらも、“働くサラリーマン”を演じてくれました。こんな爽やかな人が会社にいたら…! 毎日出社するのが楽しみになりそうです(笑)。

☆撮影メーキング動画を公開中!☆

取材・文/石本真樹 撮影/髙橋定敬 ヘア&メーク/仲田須加 スタイリング/手塚陽介

【プロフィール】


志尊淳(しそん じゅん)
1995年3月5日東京都生まれ。魚座。A型。映画「劇場版 おっさんずラブ~LOVE or DEAD~」が大ヒット公開中。「HiGH&LOW THE WORST」が10月4日全国公開。10月8日より上演スタートのNODA・MAP第23回公演『Q:A Night At The Kabuki』への出演も控える。

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