ジャパネット BS放送参入へ 21年放送開始目指す

 通販大手ジャパネットホールディングス(長崎県佐世保市)は10日、グループ会社で広告代理店業務を担うジャパネットメディアクリエーション(東京)が申請していたBS放送への新規参入について、総務省から業務認定を受けた、と発表した。9日付。チャンネル名は「BS Japanet Next」(仮称)。2021年の放送開始を目指している。

 通販だけでなく、地域創生や健康・趣味・教養など、さまざまなコンテンツを用意。グループ会社のサッカーJ2、V・ファーレン長崎をはじめとする地域スポーツの応援番組や、世代を問わず楽しめるアニメ、情報番組などを想定している。

 スマートフォンのオリジナルアプリとも連動。番組内で見つけたもの、興味を持ったものを手軽に購入できるような「つながる仕組み」を検討している。情報格差や過疎化などの課題解決にもつなげる狙い。

 ジャパネットHDは「BS放送局を運営する責任の重さを感じる。世の中に埋もれた素晴らしいモノ、コトを日本中に広めたい」としている。

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