先日、イランでショッキングな事件が起きた。男装してサッカー観戦をしようとして逮捕された少女が抗議の焼身自殺を遂げたのだ。
6か月の懲役が言い渡される見込みだった彼女は裁判所から出てきたところで自らに火を放った。
全身の90パーセントを火傷する重傷で、その1週間後に息を引き取ったと、『BBC』などが伝えている。
そうした中、この事件が世界的に大きな物議を醸している。
「blue girl(彼女が好きだったイランのエステグラルのチームカラー青から)」というハッシュタグで、SNS上で拡散されているのだ。
ASローマは、亡くなったサハールさんを悼み、チームエンブレムの臙脂を青にした画像をポスト。
また、スウェーデン女子代表選手のコソヴァレ・アスラニも「これは悲劇であり、これ以上続けてはいけない。FIFAは黙っておらず行動する時」とSNS上で訴えた。
さらに、他の女子選手からもFIFAに行動を訴える声が上がっているようだ。